vol.3友末旅館 2021年6月4日 / 田布施の駅前に、レトロな旅館があります。田布施町では唯一の旅館です。宿泊はもちろん、こちらでは創作料理のランチやお弁当を提供しています。 友末さんの料理の特徴はなんといっても体に優しい、安全な食材にこだわっているところ。調味料においても、無添加のものを選んで使っています。塩や砂糖は、天然のものを使用。だしは、昆布や煮干し、無農薬の野菜の皮から摂っただしやお肉や大豆の炊いたもの、えびの殻・骨を炊いて出したもの、貝柱のだしを料理ごとに分けて使用しているそうです。 そんな友末旅館でのランチの様子をレポートします! たくさん絵が飾られている明るい雰囲気の空間の個室でのランチです。(店主は絵画展に出展されたりもする画家さんでもあります。)料理は、コース料理のように順に出していただけます。温かい料理を温かい状態で食べれるのって当たり前のようで当たり前じゃないので嬉しいです。友末さんのお料理は、創作料理が多いので、毎回新鮮な発見があります。 この日のメニューは豆乳チーズどうふ/きゅうりのからし漬け/鶏ハムバジルチーズ/ひとくちコロッケゴーヤあめ/ほうれん草のピーナッツあえ/ヤーコンの酢の物/クワイチップ/筍の山椒味噌和え/卵マヨ/にんじんサラダ/焼きイカとパプリカの和え物そば/おでん/ビーツorくちなしのお寿司でした!このラインナップで1000円ですよ!税込1100円。一つずつ食材の組み合わせに驚いたり、思わぬ相性のよさに感動したりひとくちひとくちが楽しい、幸せの時間です。 プラス500円でデザートとコーヒーをつけることもできますよ。このコーヒーについてくるお砂糖さえこだわっておられて びっくりしたのですがフランス産のオーガニック砂糖でした。一品一品丁寧に手を掛け、凝った料理が満載。彩り、味付け、食材のバランスなど見て満足、食べて満足の豪華ランチでした。 さて、なぜ、こんなに食にこだわるのか。それは店主が大病をしたことがきっかけでした。身体が弱っているときに、無添加で体に優しい食材を食べているうちに体が楽になっていくことを実感されたそうです。また、周防大島のお知り合いのお宅で粗食生活を行い、海と触れ合うことで体の調子が随分と回復したようです。この経験を通して、安心・安全なお食事をお客さんに提供することを大切にされています。 身体が喜ぶ、美味しい創作料理、これからも楽しみにしております!テイクアウト弁当も販売されていますのでお気軽に、友末さんの味にふれてみてくださいね! 店舗情報 友末旅館田布施町波野379-1田布施駅前: 定休日/木曜日TEL:0820-52-2033テイクアウト弁当750円(税込)11時~丸テーブルが出ている時間は販売中営業時間11:00~18:00駐車場:有り(5台分)